【報告】和解の件と、今後の対応について

ご無沙汰してます。
北村です。

今回は、昨年、私に対して起こされた裁判についての報告をします。
今年3月には和解が成立していたのですが、自分自身が、この裁判を起こされたことで結構傷ついたこともあり、和解について広く周知するにはまだ至っていませんでした。
ただ、和解について、議会での発表、親しい方々への報告は行っております。

和解の内容については、以下のとおりです。

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市民の皆様へ

令和元年 9月 23日
元新宮市議会議員 北村奈七海

        和解のご報告

 元新宮市議会議員である私、北村奈七海は、平成30年10月12日付けで
元同僚の大西強議員から訴訟提起されていた損害賠償請求事件(和歌山地方裁
判所新宮支部平成30年(ワ)第16号)において、平成31年3月1日、和
解に応じました。
 和解の内容については、和解条項第3項にて、当事者双方、下記の内容を除
き、和解の内容をみだりに第三者に口外せず、互いを誹謗中傷する内容を含む
説明を行わないことを相互に約束しましたので、下記の内容のみ公開いたしま
す。

           記

⑴ 大西議員の手が私、北村の臀部に触れたことに関し、大西議員は、性的
な意図を持ちあえて触った訳ではないことを説明し、私、北村は、この説明に
理解を示したこと。
 
 ⑵ 大西議員及び私、北村は、円満に和解し、今後も新宮市の発展に寄与し
、今後、互いの立場を尊重することを相互に確認したこと。

 和解についてのご報告が遅くなりましたが、当時よりご心配いただきました
皆様には心より感謝申し上げます。
 なお、改選後の令和元年度6月定例会一般質問中、大西議員は、和解条項に
反する発言をされております。この点については、大変遺憾であり、今後、対
応を考えてまいります。

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上記の通り、本年3月1日に裁判所にて和解が成立しましたが、本年6月定例会一般質問にて、早速、大西議員から和解条項に反する発言がございました。

この公開内容から、どのような経緯での和解であったかは、ご想像いただけると思います。
私は、新宮市のことを考え、譲歩して和解に応じたのですが、大西議員からかような発言がされ残念です。
今後どのように対応するかは、改めて考えていくつもりです。

【お知らせ】統一地方選挙には、立候補しないことをご報告いたします。

こんにちは。
北村ななみです。

昨日4月8日(月)、臨時議会がありました。
議会の最後に、私は、今回の議員選挙に立候補しないことをご報告させていただきました。
既にご報告させていただいている方もおられますが、まだご挨拶に伺えていない方もいます。
直接お会いできる方には、改めて直接ご挨拶に伺い、不出馬の報告をさせていただくつもりです。

不出馬の理由は、下記のとおりです。
この4年間を振り返ると、当初考えていたことができなかったことのほうが多いと考えておりますが、これからも「地域活性化」については、現場に身をおいて考え続けていきたいと思います。


新宮市の皆様へ

私、北村ななみは、今回の統一地方選挙に出馬しないことをご報告いたします。
1期目に期待し応援してくださった皆様、2期目に対し応援の声をいただいた皆様には、続けてのご期待に添えられず申し訳ありません。

実は2年ほど前から体調を崩しており、通院しながら議員活動をしておりました。
体調は回復傾向にありますが、次期4年間を考えたとき、続けていくには万全の状態ではないと判断いたしました。
しばらくは療養し、再度活動を続けていけるよう、体調を整えてまいりたいと思います。

私が1期目に出馬するのを決めたのは、新宮市に来てからお会いした女性の皆様の声を行政や議会に届けたい、という気持ちがあったからでした。
その理由は、地方の社会を変化させていくためには、女性の声を行政や議会に届け、女性の置かれている社会構造を変えることが必要だと考えていたからです。
しかし、この4年間、そういった声を行政や議会に反映させるという活動は、十分にできませんでした。

議員になってからのおよそ3年半は、市の一大プロジェクトでもある文化複合施設建設、また、途中で出土した新宮城下町遺跡の保存といった課題に、活動時間を大きく割きました。
なぜなら、文化複合施設建設には、財政的観点、市政運営の観点から、多くの課題があったからです。
この課題を先に解決しないことには、女性や子どもの声を届けても、財政的な負担を理由に、市に要望する女性や子どもの声を反映した政策が、十分に行ってもらえなくなるリスクがあると考えました。
そのため、文化複合施設関連の課題を率先して解決すべき事項に掲げ、活動に専念してしまいました。

1期目出馬の際に掲げた、「パパ・ママ・子どものために」という私自身の政策目標を実現できなかった反省はあります。
しかし、1期目に掲げたこのテーマは、地域活性化を考える中で、10年近く考え続けてきた私の本来的なテーマですので、議員という立場は離れても研究は続けてまいりますし、折を見て情報発信等も行っていくつもりです。

議員という立場を経験し、改めて地域活性化を考えますと、「政治」がより皆様の身近なものにならなくてはいけないという思いが強くなりました。
私自身、この4年間では十分な情報発信や議会・行政の仕事を理解していただく機会を持てたとはいい難い面もあります。
けれども、私たちの暮らしがどのようになればもっと暮らしやすくなるのか、どのような市政になれば私たちの抱えている「生きにくさ」が減らせるのか、それを考え、整備していくのが政治の役割です。

そのためにはより多くの方々に、政治について知っていただかねばなりません。
今後、折を見て議会見学会や市政についての勉強会を行ったり、個別に活動報告のお便り等も発行していければと考えておりますので、もしお見かけの際はお気軽にご参加いただければ幸いです。

最後に、4年間様々な見識を広げ、議会活動を行ってこれたのは、初めに議会へと送り出してくださった皆様のお力添えがあったからに他なりません。
本当にありがとうございました。


昨日の臨時議会では、「文化複合施設建設に向けた建築等の本契約」の議決がありました。
その議決については、別途、報告させていただきます。

【お知らせ】本日3月8日(金)10時~、「住民投票条例の制定について」審議が行われます。

こんばんは。
北村ななみです。

3月定例会が3月5日(火)から始まっておりますが、表題の通り、本日3月8日(金)10時~、新宮市役所6階の議場にて、「住民投票条例の制定について」の審議が行われます。
この住民投票条例は、「新宮市文化複合施設整備計画における63億円を超える事業費支出の是非を問う」ものです。

新宮市では、住民投票を行うために、法で定められた数以上の署名と共に、住民投票を行う条例を制定する旨の請求を市に対して行わなければなりません。
今回の条例制定請求では、その署名が法定数の約500名を大きく上回り、有効署名数2,294名が集められました。

既に、2月の臨時議会で文化複合施設建設に対する建設費は可決されておりますが、そのことと住民投票を行う条例の提出はまた別途考えるべきものです。
住民投票の請求が行われる背景には、市民の中に、現状の市政運営に対する危機感があるのではないでしょうか。
その危機感を真摯に受け止め、しっかりと審議しなければなりません。

市側から、市民の方が作成された住民投票条例案について問題点の指摘もなされていますが、その点が本当に問題となるのかについても、質疑において明らかにしなければなりません。

ライブ中継もありますが、お時間の都合がつく方はぜひ、議場で傍聴いただければと思います。

遺跡にも、新たな発見? 偶然が作った歴史の蓄積を目の当たりにしたい。

こんにちは。
北村ななみです。
少し順番が前後してしまいますが、新宮城下町遺跡について、新しく入ったお話があるので、先に、そちらを書かせていただきます。

本日、新宮城下町遺跡で、二次調査の発掘作業を行っている現場を少しだけ見せていただく機会がありました。
調査の中で、つい4日前に見つかったのが、以下の写真の遺構です。
以前行っていた一次調査中にも見つかった、室町時代の「地下式倉庫跡」だそうです。

室町時代の地下式倉庫跡

地面に刺さっている灰色の円柱は、旧丹鶴小学校校舎の基礎部分です。

地下式倉庫跡と、旧丹鶴小の基礎部分

石組みを偶然避けて、基礎が刺さっていた

とても面白いのは、本当に偶然にも、旧丹鶴小の校舎の基礎が、ちょうど室町時代の倉庫跡の石組みを崩さず、そのど真ん中に刺さっている、という点ではないでしょうか。
これは偶然の産物で、少しでも校舎の基礎がずれていたら、こんなにも地下式倉庫が良い状態で発見されることはなかったでしょう。
現場の方の説明にもありましたが、「室町時代の石組みと、昭和40年代の建物の基礎とが同じ場所に存在している」、「そこには約500年の時代の違いがあるが、それがひと目で分かる」ことが、こういった発掘現場を生で見ることの面白さなのだと思います。

そしてまた、重要なのは「倉庫跡」がそれぞれ見つかったことではなく、一連の「倉庫群」として発見されたことです。
倉庫跡が集まり「群」として存在していた跡が見つかるからこそ、新宮城下町遺跡の中世の遺構面が、新宮津として中世に大規模な物資の集積地であったことが推察されるのではないでしょうか。

こういった現場は、ぜひとも様々な市民の方に公開し、見ていただきたいものだと考えます。
しかし、そこには課題があります。
それは、3月末には発掘調査は必ず終わらせなければならない、という期限の存在です。
なぜなら、この調査は「文化複合施設」を建設するための発掘調査であり、出てきた遺跡は記録を取るか、それ以外の方法で保存し、最終的には破壊して施設を建てなければならないからです。
施設建設のため、3月末までに発掘調査を終えなければならない、というスケジュールの中で、既に現場はかなりの作業量で連日発掘調査を行っているそうです。
その中に、例えば「遺跡見学会」などを組み込もうとすれば、そのスケジュールのしわ寄せは現場にも跳ね返ります。
現状、かなりの無理を重ねているであろうところに、それ以上の無理を強いることは、現実的には厳しいという実感を持っています。
(何らかの事情で、発掘調査の工期が伸びればまた事情は変わります。)

とはいえ、こういった遺跡の発見を速報性を持って公開することも、私が当局に望むことです。
今回の二次調査で発掘された遺跡は全て、記録等を取った後は取り壊される予定ですので、今回の写真のような遺構も壊されることは決まっています。
しかし、こういう時代性を体感させるものは、リアルで見ることに意義があるのではないでしょうか。
後から写真や文章といった記録された情報を見るのではなく、できれば、破壊される前に、この現場を公開する機会を設けてほしい、とも思います。
この二次調査で新たに出てきた遺構の重要性や、新宮市にとっての歴史的意味を広く市民の方にも共有できる機会が作れないか、探っていきたいと思います。

平成29年9月定例会が始まります。

こんばんは。
北村ななみです。

長らくブログを更新していませんでしたが、また随時更新していきます。

さて、9月5日(火)~9月28日(木)の期間で、平成29年9月の定例会(議会)が開かれます。
9月の議会は、決算委員会という委員会が開かれます。
前年(平成28年度)の歳入歳出予算の実績を審議するものです。

定例会の日程はこちらから見ることができます。
会期及び日程について

少しずつ、定例会の様子もアップできたらと思います。

【お詫びと訂正】平成28年9月活動報告書(北村ななみのニュースレターvol.6)掲載の内容について

こんばんは。
北村ななみです。
活動報告書(北村ななみのニュースレターvol.6)に間違いがありましたのでお知らせいたします。

現在、平成28年9月議会の報告書として、「北村ななみのニュースレターvol.6」を市内で配布しております。
今号裏面で取り上げました「こども園ってどんなところ?」の記述のうち、号数認定の表に間違いがありました。

配布中のリーフレットでは、表中「2号認定」で利用できる施設が「幼稚園/認定こども園」となっておりますが、正しくは「保育所/認定こども園」です。
これは制度上の事実と異なるものであり、お詫びして訂正いたします。

訂正したものを添付いたしますので、WEB上でご覧いただけたら幸いです。
vol6_ura_2

※紙面での訂正も今後させていただきますが、こちらの投稿もシェアしていただけたらありがたいです。

壊すの?残すの?活用するの? ―新宮城下町遺跡について①

こんばんは。
北村ななみです。

旧丹鶴小学校跡地から発見された「新宮城下町遺跡」。

この遺跡が発掘された場所が、市が進めている「文化複合施設」を建設する予定地だということはご存知でしょうか。

せっかく発見されたこの遺跡、文化複合施設建設の際には、「壊される」のでしょうか?
それとも、「残される」のでしょうか?

***

現段階では、市長は、「文化複合施設(文化ホールと図書館)を建設する」ことは明言しています。
しかし、遺跡に関しては、「施設の設計を変更することで保存の可能性を探る」という話にとどめています。

私の現時点での遺跡に対する考えは、以下です。


①1回目の調査で、鎌倉~室町時代までの発掘を行ったが、この時代で、発掘調査をいったん止める。鎌倉~室町時代部分を埋め戻して保存する。
②それ以外の、1回目調査の未調査分と2回目調査分は、今後、学術研究目的の発掘調査に切り替え、最小限の発掘を何年かかけながら、少しずつ行う。
③城下町遺跡は遺跡公園として整備を考え、新宮城跡と合わせて周辺一帯を新宮市の歴史的景観を体感できる施設にする。
④見送りにされた熊野学センターを再度整備し直すこととし、新宮城跡周辺を熊野学の一大研究拠点にする。
⑤新宮城下町遺跡が、国の史跡指定を受けられるようにする。


熊野が面白い、と感じるのは、京都のように、理論と実践のサイクルを、「今、住んでいる場所」で体感できることだと思います。
遺跡を整備し、一帯を研究拠点とすることで、まず、「熊野学」関連で研究をされている研究者の方に新宮に来てもらいやすい環境を作ります。
そこでの研究成果を観光振興につなげたり、ふるさと教育や生涯学習につなげる、という流れを確立させることが重要だと考えます。

このアイデアの問題点は、
・市民ホール、図書館は、どう整備するのか。(遺跡を現地保存すると、その上に施設は立てられなくなります)→この点については後日のブログで書きます。
・学術目的の発掘調査に切り替えたときに、調査の財源をどう確保するのか。(今は、施設の建設を前提として、国交省から交付金をもらうことになっている)
・遺跡の整備費用に、いくらかかるのか。その財源はどうするのか。

「現地で保存すること」を前提とすると、今までの施設整備の議論や設計など、大部分が白紙に戻されてしまうことは間違いありません。
そのため、今、大きな変更を決断するとなれば、課題はより多くなるでしょう。

しかし、新宮市は「文化奏でる都市」を標榜し、歴史や文化を大切にしていくまちづくりを行うと総合計画で謳っています。
その一方で、遺跡を壊して新たな建物を建てるというのは、歴史や文化を大切にする、という文言と矛盾が生じているのではないでしょうか。
私は、それがまず大きな理念的・政策的な問題点だと捉えています。

***
この遺跡をどのように取り扱い、施設建設をどのように進めていくのかは、最終的には「市の判断」になります。
市の判断、というのは、イコール「市長の判断」ということです。

「今、建てないでいつ建てるのか」という文化複合施設の建設の期限にやきもきしている状態のまま、政策判断を行うのではなく、ぜひ、大局的な見地に立ち、遺跡が新宮市で発見された意義を捉えて、それを後世にいかに伝え、どのように新宮市を発展させる礎とするかという理論を練り上げなければなりません。

今、市が何をすべきか決断するためには、根拠に基づいた理論を構築し、遺跡・文化複合施設に対して、どういった論拠の元で「判断」を行うのか、しっかりと「説明責任」を果たしていくことが必要です。

私自身の「どうすべきか」という考えについて、「遺跡」に関するものは本日書いた通りです。
後日、「文化複合施設(ホールと図書館について)」と、「新宮市における遺跡と文化複合施設の意義」についてブログをアップします。
また、これら一連の議論における問題点も、書いていくつもりです。

5/21現地説明会写真
▲写真は5月21日に行われた現地説明会で撮影したものです。

お伝えしたいことを書きました。 ―議員説明会のブログ記事掲載にあたって考えたこと。

こんばんは。
北村ななみです。

昨日更新した議員説明会のブログエントリについて、本日、エントリを非公開にするという判断をいたしました。
そこについて、説明させていただきます。

▼なぜ、非公開にしたのか?
ことの発端は、「この内容は、現時点で公開すべきものではない」、という助言をいただいたからです。
それは特に、タイトルにも書いていた「金額」についての部分が大きいです。

その助言をいただいたことが、自身のエントリを見直すきっかけになりました。

私が言及した金額に関しては、まだ、何ら決定されたものではありません。
それをあたかも確定したかのように書いている、そのように受け止められかねないように書いている、ということは、事実を公正に伝えていることにはなりません。

▼ブログを書いた意図
私が昨日ブログを書いたのは、金額が高いか低いか、といったことを話したかったのではありません。
そのお金をもらうことの是非について、より深めた話がしたかったわけでもありません。
金額決定、およびその金額をもらうか否か、というもっと前段の話が置き去りになってはいないか?そこを指摘したい、それが主眼でした。

しかし、私の書き方では、その主眼が、意図しない形で伝わる可能性があることを知りました。
そこは、私がこのエントリを公開する判断をした際には想定に入れていなかった部分です。

その想定していなかった範囲にまで影響を与えかねない、そして想定外の範囲にまで誤解を招きかねない書き方しかできなかったのは、自身の力不足、また勉強不足という部分が大きいです。

自分の見知った範囲で判断し、発言、情報発信していくことが議員としての責務だと思いますが、自身が想定していなかった部分に対する行為について、「そうすべきではない」という助言をいただいたときには、自分が想定していなかった部分に対する指摘は真摯に受け止め、新たな指摘にどのように対処すべきか、自省することが私は必要だと考えました。

私の想定していなかった範囲にいる人たちが、私の行為で不利益を被るとしたら、私はそれを知ったうえでも、同じ行動を取るべきでしょうか?

そこは、その事実を知る前とは違う土台に立って、改めて「判断」をするべきだと私は考えます。
それまでは、知らなかった、考えていなかったけれども、判断する基準の中に入れるべき材料が、新たに一つ増えたことになるのですから。

その新たな「判断」が、過去の判断と異なったのであればその理由はもちろん説明すべきですし、同じ判断をすることになっても、その理由は明言しておくものであることは間違いありません。

▼結論
以上のような考えを持ったうえで、

①金額に関しては、不確定な部分が多いにもかかわらず、あたかも確定されたかのような表記の仕方は誤解を招きかねない、ということは理解する。
②自分が意図したかった「金額決定の可否、金額をもらうか否か、における議論がそもそも不足していること」、については、前回のブログの書き方だと意図しない形で受け取られかねないおそれがあること。

この2つの考えから、私はブログを非公開にする、という判断をしました。

ただ、それは、市民の方に情報を知ってもらわなくていい、ということではありません。

適切な形で情報を公開し、発信していくことは必要です。
でも、今回の件に関しては、その公開の形が適切ではなかったと思います。

私は、昨日の記事を書いたこと、伝えたかった主眼自体には、間違った部分はなかったと思っています。
でも、その書き方が、誤解を招きかねない危うさをもっていることは指摘されて気が付きました。

自分の思いを、このブログという場で一方的に書き連ねることができるのは、「誰かが、その人が反論できない場所」で、好きなことを主張できることにもなりかねません。
それはある種、反撃できない場で一方的に発言できる「暴力性」を有していますし、そこに気づきながら発言を継続することは私の意図するところではないです。

私が理想としていること、それは、議会内でも、対当局でも、話すべきことはきちんと話し合ったうえで、それぞれに了解を取り合いながら是とする方向に向かっていく、それが市民のためになる、常に市民のことを考えたものになっている、そういう議論の場の在り方です。

そこを目指そうと考えているにもかかわらず、誤解が生まれかねないエントリを公開し続けることは、私の是とするものではありません。

以上のような理由から、私は、当該ブログのエントリを非公開にする判断をしました。
この件に関して、また、今回のエントリに関して、ご意見下さる場合は、お手数ですが、コメント欄に記入するのではなく、メールかメッセージにてご連絡いただきますようお願いいたします。

自分の真意を連ねた文章に対し、SNS上で文章によるやり取りのみを行うことは、私の望むものではないことを申し添えて、本日のエントリとさせていただきます。
長らくお読みいただきありがとうございました。

【メモ】新宮市消防出初式に参加しました。

こんばんは。
北村ななみです。

今日は、新宮市消防出初式に参加しました。
実際に放水したり、行進したりする、消防団員としての参加です◎

…と言っても、私は入団して1年くらいですので、放水の係ではありません。
放水用の水槽に入れたホースを、浮き上がらないように手で押さえる係でした。

***
私が入っている「熊野川第5分団」は、女性だけの消防団です。
熊野川町で行われた秋の訓練も、人数が多かったな、と思っていましたが、新宮市全体の出初式ともなると、消防署、消防団の皆さんが来られるので人数も多いし壮観でした。

熊野川を出発する早朝は、気温も寒かったのですが、放水を開始する頃にはだいぶ暖かくなっていました。
晴れていたので、放水中にきれいな虹がかかりました。

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出初式のあいさつでも言及されていましたが、自主防災組織として消防団に入り、防災意識を高めることは、特に熊野川地域にとっては必要ではないかと思います。
それともう一つは、地域の方といろいろお話できるということも大事です。

出初式の合間に、昨年よりもお話できる方が増えているのに気が付きました。
年末警戒の時にも思ったことですが、人が住んでいるところをどのようにして存続させていくかを考えたときに、子育て、教育、医療はもちろんですが、防災も必要だし、何より人と人とのつながりが大事です。

自主防災組織に参加し、日頃から連帯意識を高めたり、コミュニケーションを取っていく意味はあると思いました。

こういった消防団活動にも税金が使われていることは確かですが、何が必要なお金で、何が必要なお金ではないのか。
3月議会という、予算編成が行われる、次年度にとって最も大事な次の議会に向けて、今からまた準備をしていきます。

***
その準備に関連した、次回以降ブログを書いていきたいテーマをメモしておきます!

①まだ書き切れていなかった教育長人事の問題
②1月8日に行われた第5回新宮市まち・ひと・しごと創生推進会議を傍聴して考えたこと
③3人目の保育料を無料化する(年収の条件あり)という政府の方針決定について
④「女性活躍推進法」について

これらを順次更新していく予定です。

【メモ】マリア保育園の新園舎を見学してきました。

こんばんは。
北村ななみです。

昨日、1月7日は、マリア保育園さんの新園舎が見学できる!ということで、午後、見学に行ってまいりました。

保護者の方でなくても見学できたのですが、できたばかりのピカピカの園舎を見て、ここに子どもたちが入って過ごすのかと思うと、自分のことではないのにとてもわくわくする気持ちになりました。

細かい部分まで配慮がいきわたっていてすごい!と感じた部分は、トイレのどの便座も温かいことと、トイレ横の手洗い場の蛇口が自動になっていたことでしょうか。
「子どもだから冷たい便座でよい」、ということではなく、「子どもでも温かい便座の方がいいのではないか」という話し合いもあったそうですし、蛇口に関しても、自動にするかしないか、それが子どもにとってどういう影響を与えるのか、といった話し合いをされたそうです。
こういった話し合い、私がお話を伺ったのは一部であって、実際には、様々な話し合いが何度も重ねられ、子どもも過ごしやすい、そして、職員の方も働きやすい園舎が出来上がったのだと感じました。

そして、子どもや職員の方以外にも、「地域の方が交流しやすい」ことも、視野に入れておられます。
「地域の方も交流しやすい」とはどういうことかといいますと、おゆうぎ室となっている部屋は、災害時には地域の方の避難場所としても使用できることが想定されているとのこと。
また、このおゆうぎ室、平日の夜や土日などは、「地域の方に利用してもらう」ことも、考えておられるとのことでした。

園長先生が口にされた、「地域に奉仕できる園であるように」とのお話は、新しい園舎という形で、そのお言葉と思いが具現化されているように感じました。

どんな環境で子どもを育てるか。
子どもにとって、どんな環境を作るべきなのか。

子どもの行く先を先回りするのではなく、子どものすることをのんびりと「待てる」環境が、私も作りたいなあ、と考えさせられる見学でした。

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日当りのいい広いお部屋

日当りのいい広いお部屋

小さい子用のトイレです。

小さい子用のトイレ。