北村ななみ について

2014年5月から和歌山県新宮市在住。 2015年5月から、新宮市議会議員。

台風21号についての議員説明会がありました

こんにちは。
北村ななみです。

先週11月2日(木)に、「台風21号による被害状況等について」の議員説明会がありました。
議員説明会というのは、当局(市役所側)から議会に対して現況などを説明する文字通りの説明会です。
報道は入りません。
議会側も、個々の議員が当局に対して質問することはできます。

気になっていた点をいくつか質問しました。

①投票時間の繰り上げは行わなかったのか。検討されなかったのか。
10月22日は、衆議院議員選挙と新宮市長選挙の投票日かつ、開票日でした。
また、10月21日時点で市には「災害対策本部」が設置されており、災害に対応する話し合いはできる状態でした。

22日は、大雨により投票箱の到着が遅れ、開票作業にも遅れが出ました。
同時に、市職員も開票作業に当たる人と避難所等に配置される人とにわけられ、避難所に配置された職員の中には、常時の配置場所ではない担当を任された方もいたそうです。
そのため、現場が混乱したと聞いています。
そういった混乱を回避するため、投票時間の繰り上げを行い、市職員ができる限り災害対応にあたれる体制を作ったほうが良かったのでは、という意図からの質問です。

市としては、「当日などの急遽の投票時間繰上は、投票機会を奪ってしまうことにつながり、そのための周知も不十分になってしまう」との考えがあったため、時間の繰上を行わなかったようです。
確かに、投票日当日に、台風が来ているとはいえ夜に投票へ行こうとされていた方からすれば、事前の告知もなしに投票時間が短くなったら投票機会が奪われてしまうことになります。
(投票時間の繰上げの根拠は、公職選挙法第40条です。場所のいかんを問わず、4時間以内の繰り上げであれば認められていました。)

ただ、個人的には、開票作業と災害対応とが重なることを想定すれば、時間の繰上げも例えば前日からでも行えたのではないかなと思いますし、こういった初速の部分から災害対応で後手に回ってしまった部分はあったのではないかとも考えます。
そういう点は、しっかりと次に活かしてほしいということをお伝えし、市側も事例を調べ、研究していきたいとの回答でした。

②ボランティアセンターの設置は、23日(月)に行えなかったのか。
22日の雨がおさまった、翌日の23日、私も市内を見て回りました。
浸水されたお宅やお店では、畳や家財道具等を運び出している方がほとんどでした。

そういった時に一番必要なのは人手です。
災害時、市は新宮市社会福祉協議会に要請することによって、災害時にボランティアセンター(人手が必要な方と、ボランティアとをマッチングする)を開設することができます。

今回、ボランティアセンターが開設されたのは24日(火)の13時でした。
もう一日早く、23日(月)の時点でボランティアセンターができていたら、人手が必要なところにも一層手が回ったのではないかと、市内を見て回って感じました。
このボランティアセンター開設が、もう少し早くならなかったのか?というのが質問の意図です。

市側からは、今回でも、職員の方の現況調査が完了するまで待たなくてもボランティアセンター設置の検討はできたという回答がありました。
また、それを踏まえて今後に活かしていきたいとの答えだったため、今回至らなかった部分を見直し、現場に応じた柔軟な対応をしていただけるよう、今後はどのように連絡体制などを改善したか、報告していただくようにお願いしました。

ほかに、
「市は被災者生活再建支援法の適用を受けるとのことだが、認定基準は?」との質問に、「原則的には大規模半壊が支援金の対象となる」という答えがあり、今回の災害において、「床上浸水」だけではその法律上の支援金対象となる方はわずかなのではないか、ということでした。
現在、二次調査として被害を受けた方のところへ職員の方が調査にいかれているそうです。

また、他の議員から
「災害について、市からの見舞金のようなものはあるのか」という問いに対して、「これまでは床上浸水については2万円の見舞金を実施しているが、今回被害を見る中で、大変厳しい状況も見ている。2万円ではなく増額を検討している」という答えがありました。

気になったのは、「生活再建の支援が必要な方などの実態調査はされているのか」という質問に、「災害調査において、そういったことの聞き取りはしてきたことはない。今回もしていない」という答えです。
災害復旧を経て、日常は戻ってきますし、そのための復旧事業であるはずです。
しかし、その日常を再建していくために支援が必要な方もいます。
そういった方は、今回の災害を機に「見守り」へとつなげていく必要があるのではないでしょうか。
そういった見守りに繋げるためにも、実態調査は必要だと思います。

「経済的な生活再建の相談は相談窓口等で何かあったか?」という質問に「28日に開設後、これまでそういった相談は特に無い」との回答がありましたが、自力でヘルプを呼べない方もいるかもしれません。
もう少し、市民の方のニーズを汲み取っていく調査を行ってもよいのではないかと感じました。

今回の災害を次に活かすには?という点で、まだ、市にはたくさん課題があると思います。
その課題を改善に結び付けられるように動いていきます。

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平成29年9月定例会が始まります。

こんばんは。
北村ななみです。

長らくブログを更新していませんでしたが、また随時更新していきます。

さて、9月5日(火)~9月28日(木)の期間で、平成29年9月の定例会(議会)が開かれます。
9月の議会は、決算委員会という委員会が開かれます。
前年(平成28年度)の歳入歳出予算の実績を審議するものです。

定例会の日程はこちらから見ることができます。
会期及び日程について

少しずつ、定例会の様子もアップできたらと思います。

【お詫びと訂正】平成28年9月活動報告書(北村ななみのニュースレターvol.6)掲載の内容について

こんばんは。
北村ななみです。
活動報告書(北村ななみのニュースレターvol.6)に間違いがありましたのでお知らせいたします。

現在、平成28年9月議会の報告書として、「北村ななみのニュースレターvol.6」を市内で配布しております。
今号裏面で取り上げました「こども園ってどんなところ?」の記述のうち、号数認定の表に間違いがありました。

配布中のリーフレットでは、表中「2号認定」で利用できる施設が「幼稚園/認定こども園」となっておりますが、正しくは「保育所/認定こども園」です。
これは制度上の事実と異なるものであり、お詫びして訂正いたします。

訂正したものを添付いたしますので、WEB上でご覧いただけたら幸いです。
vol6_ura_2

※紙面での訂正も今後させていただきますが、こちらの投稿もシェアしていただけたらありがたいです。

これからも給食は食べられる? ―「親子方式」、法令気付かず

こんばんは。
北村ななみです。

新聞で大きく取り上げられていたので、ご存知の方もおられると思います。
新宮市教育委員会が、7月8日(金)、記者会見を行いました。
内容は、「親子方式」※1 と言われる給食配送を行う際には、建築基準法における必要な申請を行い、県に許可をもらわなければならなったところを、許可を得ないまま、今まで運営してきてしまったとのこと。
(※1 調理場を持つ学校が、調理場を持たない学校の給食調理を行う方式のこと。)

私は、報道を見て、その事実を知りました。

何点か、この件について気になった箇所があったので、新宮市教育委員会に問い合わせました。


Q1.この件により、給食がストップする、ということはないのか?
A1.県には、給食の配送を止めることは避けられないかと相談している。
県と相談しながら、今後、申請に対する許可をもらっていきたいと考えている。
(県も、調理施設の使用禁止は指示していない ※紀南新聞記事中より)

Q2.申請の手続きは、報道にある通り、住民の許可を取ればそれでOKなのか?
A2.そのほかに、申請書を提出する必要がある。また、周辺環境に影響がない施設であるという証明も必要。
周辺住民の許可をもらうにも、1000件以上の住民に同意を求めなければならないと考えている。
今後は、県の審査会を経て、許可をもらうが、そのあとも防火シャッターを設置するなど、工事が必要になる。

Q3.今年の2月1日には、法律違反がわかっていたのに、公表が今になってしまったのはなぜか?
A3. この件について、どのように対応すべきか、方向性を探っていた。


新宮市において、法令違反が発覚したのは、昨年に続き2回目(1回目はこちら→【重要】まだまだあった!幼稚園の保育料関連で、議論しないといけないこと。)です。
こういった法令違反を厳しく見ていく必要はありますが、今回は、20年以上も前から起きてしまっていたことであり、当時の担当者も既におられません。
また、給食がストップしてしまえば、子どもに影響が出ることはもちろん、その間の昼食をどうするのか、ご家庭にも影響が出るのではないかと思います。

***

ミスというのは、人間が活動し、仕事を行う中で発生してしまうものですので、100%あり得ないとは言えません。
しかし、それを防ぐために人的チェックを行ったり、国・県からの通知といったアラートが用意されているのではないでしょうか。

起こったことに対し、生産的でない追及をすることは慎まねばなりませんが、今回の対応については改善が求められると思います。

今回、私が特に問題であろうと考えているのは、公表が遅くなってしまったことです。
これは、前回、保育料の条例改正ができていなかった時も同様のことが起こっていました。
2016年7月11日現在でも、市の公式サイトにこの件のお知らせは出されていません。

この件は、教育民生委員会の所管になります。
公の場で詳しく話がされるとすれば、教育民生員会の開催を待たねばなりません。

私は、残念ながら教育民生委員会に所属していません。
県からの許可をもらうまでには時間がかかると思いますが、その間、こういった事例に対し、情報を「公にするタイミング」について、市はどういう考え方を持っているのか、委員会以外でも聞いていきたいと考えています。

▼下記URLをクリックしていただくと、それぞれの記事にジャンプします。

https://docs.com/d/embed/D25193406-6095-4849-4560-000776983161%7eM7543ebcb-b36c-0b2c-ddc0-ce063aef8605

https://docs.com/d/embed/D25193406-6021-5393-7790-000271404082%7eM7543ebcb-b36c-0b2c-ddc0-ce063aef8605

【メモ】投票所に行く前に。

こんにちは。
北村ななみです。

今日、7月10日(日)は、参議院選挙の投票日ですね。
期日前投票が過去最多を記録したというニュース(期日前投票が過去最多=8日時点で1319万人)を見たり、ネット上での賑わいを見渡すと、今回の選挙が今までよりもより注目度の高いものだということが実感されます。

最近読んだ、政治関係の参考になりそうな本を挙げておきます。


「池上彰の あした選挙へ行くまえに」 池上彰 2016/6/20

池上さんのは、さすが、わかりやすいです。
基本的な「参議院と衆議院」の違い、「選挙区の違い」など、押さえるべきポイントをしっかり押さえてあります。
「第7章 選挙はオモシロイ」では、普段、そこまで知られていない選挙や投票の制度について書いてあります。
他に、アメリカ大統領選のしくみも書いてあって、日米比較しながら読むと、今後控えているアメリカ大統領選挙もまた興味深く動向をみられるかもしれません。
「あした選挙に行くまえに」とは、タイムリーすぎるタイトルですが、読んで遅かった、ということはありませんのでご一読いただけたらと思います。


「日本に絶望している人のための政治入門」 三浦 瑠麗 2015/2/20

翻って、三浦さんの方は新書ですが内容としては結構堅いです。
著者は若手の国際政治学者であり、日本の政治の来し方をその頃の世界情勢、日本の情勢を踏まえてまず、解説するところから始めています。
こちらの本は、現在の、特に国政状況を理解するには私は大変役立ったと感じています。
アベノミクス、集団的自衛権というテーマについても紙幅を割き、丁寧に解説されています。
むやみに対立するのではなく、共感(コンパッション)をもって現状認識を行うという主張は観念的かもしれませんが、その現状認識をどう行うかについて、かなり現実的な指摘をされていると思います。

***

さて、「権利の上に眠るな」とは、市川房枝が残した言葉です。
権利は、使わなければ、権利としての力を失い、いつかなくなってしまうかもしれない危ういものです。
なくなったときに、あとから「やっぱり、必要だった、欲しかった」と言っても取り返しがつかないかもしれないのです。

今は、一瞬で大きく社会を変える力は、「一票」にはないかもしれません。

けれども、だからといってその「一票」を使う権利を行使しなければ、その「一票」によって、少しずつ社会を変えていくこともできなくなるかもしれないのです。
ひとりひとりの一票に、力を貯めていくための歩みの始まりが、今という時期なのではないでしょうか。

投票することは、先人が勝ち取ってきた権利を次の世代にも使ってもらえるように、守っていくことでもあると思います。
自分たちの次の世代に、「借金を残さないこと、ツケを回さないこと」は、今を生きている人たちのある程度の共通理解が得られる言説です。
私は、そこに「投票ができること」を加えることは、十分価値があるものと思います。

「今を変える」ためだけではなく、より未来へと希望をつなぐため、つまり、将来世代の人たちにも、きちんと投票を行ってもらい、一定の政治的判断ができるような環境・リテラシーを整備していくことを担保することも、一票には含まれているように思います。
それが、大人の責任であり、次世代のことを考える、ということなのかもしれません。

何が言いたいかというと、よくよく考えたうえで、投票にぜひ行きましょう!
…ということです!

▼本以外に、読んだものなどを挙げておきます!
日本国憲法改正草案
→私がこれを何度か読み返して持ち得た一番初めの感想を言いますと、日本語としての格調高さが消え去っているというものです。
また、第9条以外に私が気になるのは、第24条、第47条、第66条第2項、第92条、第93条、第96条です。
巷間言われる第9条「安全保障」については、どういう意見を持つか、ぜひ先入観を持たずに読んでいただきたいと思います。

高校への出前授業で絶対につかわない2つの言葉。「投票はすぐできる」「一票で社会が変わる」(原田謙介) – 個人 – Yahoo!ニュース

ASK NIPPON 参議院選挙2016 | Yahoo!みんなの政治
→”ASK NIPPON 参議院選挙2016は、政党が参院選で掲げた公約や政策について、Twitterで何でも自由に直接質問できるオンラインイベントです。”(サイト説明文より)
こういうイベントがあったようです!
結果は今でも閲覧できますので、どんな質問に、政党代表者がどう答えていたかは一見の価値があると思います。

壊すの?残すの?活用するの? ―新宮城下町遺跡について①

こんばんは。
北村ななみです。

旧丹鶴小学校跡地から発見された「新宮城下町遺跡」。

この遺跡が発掘された場所が、市が進めている「文化複合施設」を建設する予定地だということはご存知でしょうか。

せっかく発見されたこの遺跡、文化複合施設建設の際には、「壊される」のでしょうか?
それとも、「残される」のでしょうか?

***

現段階では、市長は、「文化複合施設(文化ホールと図書館)を建設する」ことは明言しています。
しかし、遺跡に関しては、「施設の設計を変更することで保存の可能性を探る」という話にとどめています。

私の現時点での遺跡に対する考えは、以下です。


①1回目の調査で、鎌倉~室町時代までの発掘を行ったが、この時代で、発掘調査をいったん止める。鎌倉~室町時代部分を埋め戻して保存する。
②それ以外の、1回目調査の未調査分と2回目調査分は、今後、学術研究目的の発掘調査に切り替え、最小限の発掘を何年かかけながら、少しずつ行う。
③城下町遺跡は遺跡公園として整備を考え、新宮城跡と合わせて周辺一帯を新宮市の歴史的景観を体感できる施設にする。
④見送りにされた熊野学センターを再度整備し直すこととし、新宮城跡周辺を熊野学の一大研究拠点にする。
⑤新宮城下町遺跡が、国の史跡指定を受けられるようにする。


熊野が面白い、と感じるのは、京都のように、理論と実践のサイクルを、「今、住んでいる場所」で体感できることだと思います。
遺跡を整備し、一帯を研究拠点とすることで、まず、「熊野学」関連で研究をされている研究者の方に新宮に来てもらいやすい環境を作ります。
そこでの研究成果を観光振興につなげたり、ふるさと教育や生涯学習につなげる、という流れを確立させることが重要だと考えます。

このアイデアの問題点は、
・市民ホール、図書館は、どう整備するのか。(遺跡を現地保存すると、その上に施設は立てられなくなります)→この点については後日のブログで書きます。
・学術目的の発掘調査に切り替えたときに、調査の財源をどう確保するのか。(今は、施設の建設を前提として、国交省から交付金をもらうことになっている)
・遺跡の整備費用に、いくらかかるのか。その財源はどうするのか。

「現地で保存すること」を前提とすると、今までの施設整備の議論や設計など、大部分が白紙に戻されてしまうことは間違いありません。
そのため、今、大きな変更を決断するとなれば、課題はより多くなるでしょう。

しかし、新宮市は「文化奏でる都市」を標榜し、歴史や文化を大切にしていくまちづくりを行うと総合計画で謳っています。
その一方で、遺跡を壊して新たな建物を建てるというのは、歴史や文化を大切にする、という文言と矛盾が生じているのではないでしょうか。
私は、それがまず大きな理念的・政策的な問題点だと捉えています。

***
この遺跡をどのように取り扱い、施設建設をどのように進めていくのかは、最終的には「市の判断」になります。
市の判断、というのは、イコール「市長の判断」ということです。

「今、建てないでいつ建てるのか」という文化複合施設の建設の期限にやきもきしている状態のまま、政策判断を行うのではなく、ぜひ、大局的な見地に立ち、遺跡が新宮市で発見された意義を捉えて、それを後世にいかに伝え、どのように新宮市を発展させる礎とするかという理論を練り上げなければなりません。

今、市が何をすべきか決断するためには、根拠に基づいた理論を構築し、遺跡・文化複合施設に対して、どういった論拠の元で「判断」を行うのか、しっかりと「説明責任」を果たしていくことが必要です。

私自身の「どうすべきか」という考えについて、「遺跡」に関するものは本日書いた通りです。
後日、「文化複合施設(ホールと図書館について)」と、「新宮市における遺跡と文化複合施設の意義」についてブログをアップします。
また、これら一連の議論における問題点も、書いていくつもりです。

5/21現地説明会写真
▲写真は5月21日に行われた現地説明会で撮影したものです。

3月の諸報告と、議員生活2年目を迎えて。

こんにちは。
北村ななみです。

さて、3月定例会では、一度ブログでご報告した「特別職の期末手当を上げるかどうか」という議案について、まずは委員会での賛否が本会議で否決され、特別職の期末手当は「アップする」という結果に終わっていたことを、まずご報告せねばなりません。
詳細は、こちらのニュースレターにありますが、ぜひご覧いただけたらと思います。
ニュースレターvol.4オモテ
ニュースレターvol.4ウラ

それから、一般質問。
こちらは、私が質問時に使用した原稿を載せておきます。
一般質問草稿
いつも、こういった原稿をまず書いて、それをもとに質問します。

この原稿、当局には見せておりません。
完成がギリギリ、ということもありますが、原稿をすべて見せてしまうと、一般質問の意味がなくなってしまうと考えているからです。

新宮市の一般質問は、一問一答式(一回質問して、その質問にすぐ当局が答える)の上、回数制限もありません。
当局の回答時間の制限もありません。

実は、こういうスタイルを取っている議会は、やり方として先進的だそうです。
一問一答形式ではなく、聞きたいことを全部まとめて聞いて、まとめて回答をもらう、という形式のところもありますし、質問回数に制限をかけているところもあります。(質問回数に制限をかけると、例えば聞きたいことに対して3回までしか質問することができず、議論が深まらない恐れもあります)

新宮市は、そういう制限が全くないので、気になった問題はどこまででも追及することができます。
その辺は、議員の腕やカラーによってどこまで追及するか変わってきますが…。

今回、私が質問したテーマは大きく分けて
 1)文化複合施設について と、
 2)幼稚園のこれからについて
の2つ。

特に熊野学センターについては、今の時点でしっかり質問して重要性やその意義について認識を改めておいていただかなければ、本当に単なる「ハコモノ」づくりで終わってしまう危険性が高いと思っています。
文化複合施設については、4月に入って、また新たな展開を迎えているように思いますので、4月20日にその遺構を見学に行ったことも踏まえ、改めて書きます。

幼稚園についても、もっと時間をかけたかったですが、そこは反省として、次回に力を入れたいと思います。

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平成28年度の予算を考える3月議会でしたが、同会派の並河議員と北村で、計4つの修正案を提出し、いずれも否決。
「否決されるものを出す必要があるのか」という厳しい問いかけをもらう結果となったことに反省はありますが、「反対のための反対」をしているつもりではありません。

「もっと別の使い方ができるのではないか。『選択と集中』の基準が、違っているのではないか」、という問いなおしを私はしているつもりです。

予算を修正、否決することは、市長の不信任だとも言われますが、「不信任」は「不信任決議案」を提出しなければ成り立ちません。

不信任とは、「重大な行政上の問題について、その責任を追及する手段として、あるいは、その行政執行能力からみて、市町村行政を任せることができない、市町村長を信任することができない」という判断をすることです。
そして、「不信任決議案」とは、「議会として首長を不信任(=任せられない)と判断し、それを議決すること」です。
これは、地方自治法第178条第3項に定められています。

予算案を修正、否決することと、「不信任決議」をすることとは別物なのです。

修正、否決をしたから市長のやり方になんでもかんでも反対、という立場ではありませんし、そういった議論を行うべきではないと思います。

「もっとこういうやり方をした方が、市にとってベターである」という提案をもって、市と議論を重ねられるよう、2年目もしっかり勉強し、議会での提案につなげていきます。