オープンデータ?プログラミング?  また超初心者が参加した!「インターナショナルオープンデータデイ2015inWakayama」

先日、「インターナショナルオープンデータデイ2015inWakayama」というイベントに参加しました。

→インターナショナルオープンデータデイとは?

インターナショナルオープンデータデイは、全国各地のオープンデータコミュニティが一斉に開催するイベントで、今回はじめて和歌山も参加します。(FBページより:http://on.fb.me/1zv8Q8e

私がこれに参加しようと思ったきっかけは、Facebookでイベントページを見ているときに、

オープンデータとは、市民の力でITを駆使して行政サービスや地域の課題を解決していこうという取り組みで

という文言に心惹かれたからでした。

地域の課題解決に、何かヒントがあるのでは…!という思いもあって、参加してみることにしました。

しかし、そうは言っても「オープンデータ」とは何か?
イベント詳細の中に「データソン」とか「ハッカソン」とか書かれているけどそれって何なのか?

…ほとんど前提となる知識がなく、むしろその場でオープンデータとは何かを学べればいいな…!という状態での参加でした。

会場は田辺市だったため、国道311号線を初めて横断し、初めてBig・Uに足を踏み入れました。

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すべてを書こうとすると文字が膨大になってしまうため、自分が大切だと思った点を。

「オープンデータ」とは、

・コンピュータが読みやすいフォーマットで公開されたデータ であり、

また、

・二次利用が可能な利用ルールで公開され
・用途制限を設けない
・再配布を禁じない
・改変を禁じない

という条件で公開されたデータのことだそうです。

用途制限を設けない、改変を禁じない、という概念が、なかなか自分の中に入ってきにくい概念です…

でも、Githubというところで、和歌山県がデータを公開している、そのデータの内容を聞いて、少し理解が進みました。
https://github.com/wakayama-pref-org
この中には、「和歌山県内観光地の主な公共トイレ」だったり、「和歌山県内の避難先情報一覧」だったりというデータが公開されています。
こういうものを上記の条件で公開することがオープンデータというものなのだな、と。

このオープンデータを利用することで、データを活かし、役に立つアプリやサイトの構築ができると、きっとさらにオープンデータに対する理解が深まるんだろうな、と思います。

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個人的に、公開してほしい、もしくは、あったらいいな、と思うオープンデータは、

・「授乳室が併設されているトイレがどこか知りたい」
・「子ども連れでも気兼ねなく入れる飲食店はどこか」(和室利用可・子ども用のいすあり、とか)

といった、子ども連れのお母さんでも安心して外出できる手助けになる元となるデータです。

そういう場所がマッピングされたフリーの地図があると便利だと思います。
が、そういうことをみんなでやってみる、というのも一つの手なのかもしれません。
(オープンデータを作る、というのはそういう意味でとても勉強になりました)

自分たちの街を歩いてみて、気付きを可視化して課題を解決する。

そのプロセスは、今後の地方自治を考えるうえで、とても重要なことではないかと感じました。

一人一人がアイデアを具現化する、そのハードルはかなり下がってきているのではないか、と思わされる1日でした。

もう少し、IT、オープンデータ、プログラミング、といった範疇に理解を深めていきたいと思います!
参加させていただき、ありがとうございました!

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避難所にもプライバシーを! 段ボールで作る小さなお部屋。

先日、「段ボールでつくろう 避難体験!」というイベントのお手伝いに行ってきました。

このイベントは、新宮市内の「乳幼児の命を守る会」さん主催で行われたもので、ヒアリングをしていた時に知り合った方がお声がけしてくださり、私も微力ながらお手伝いに行ったのです。

今回のイベントでは、非常時を想定して、避難所に「段ボールを使った小さなお部屋を作る」ことがメインです。
というのも、災害時には学校の体育館などに避難所が作られますが、そこでは個人や家族を区切るものが何もなく、プライバシーがない、という状況があるのです。
そこで、段ボールという手に入りやすい素材を使って仕切りを作ることで、避難所にもプライバシーを確保することを目的としています。

段ボールの長い板2枚、短い板2枚をつなぎ合わせて…、小部屋が出現!

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出入口にはドアのように開閉できる部分もついており、出入りも楽々。

参加者の皆さんの数だけ、プライバシーを確保できた小部屋ができました!

親子で参加された皆さんは、子どもさんと一緒にお部屋の壁に絵を描いて仕上げていました。

 

また、段ボールで小部屋を作った後は非常食の試食も。

災害時でも、カセットコンロを使えば土鍋でごはんが炊ける、ということで、土鍋を使った炊き込みごはん、お湯を入れるとリゾットができる携帯食もありました。

食器も、非常時を想定して紙を折ったものにラップを敷く、というもの。

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炊き込みご飯は、非常食と思えないおいしさ…。

普段の生活でも、土鍋を使えばおいしいごはんが食べられそうです。

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災害がもし起こったら、まずは自分の身を守ることが大事ですが、”避難所で過ごす”、ということを想定すると、確かにプライバシーを確保する、というのは大切だと思いました。

特に、お母さんたちにとっては、授乳したり、おむつを替えたり、というスペースはあった方がいいかな、と思いますし、女性でも着替えたり睡眠をとったり、というところでプライバシーが確保されていた方が安心だな、と思います。

今回はお手伝いとして参加しましたが、とっても貴重な経験になりました!

参加させていただきありがとうございました。

ママにならないと、子育てのことはわからない!?

子育て真っ最中!というわけでもなく、結婚もしていない自分がヒアリング活動をしているのは、このブログをお読みの皆様でしたらご存知かと思いますが…
先日、「(あなたは)結婚もしていないし、子どもも育てていないけど、お母さんたちのことがわかるんですか?」という質問を男性の方からいただきました。

それに対する、自分の中で確立した回答があるので、ブログにも書いておこうと思います。

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まず1点目。
「お母さんたちのことがわかるんですか?」という部分に関して。

「わかる」をどう捉えるかにもよりますが…
他者として、また非当事者として結婚の大変さ、子育ての大変さを実感として「わかる」というのは正直難しいと思います。
身体的な経験が伴わないため、体感的に獲得する「わかる」という行為ができないからです。
実際に体験することと、お話を聞くということの間には、やはり溝は存在していると思います。

しかし、ヒアリングさせていただく中で、何らかのエピソードをお聞きし、「それは大変だ…!」、と、共感して理解することはできます。
例えば、小さなお子さんに毎日つきっきりで、子連れでは病院に行ったり買い物をしたりすることも大変であること、なかなか自分一人の時間がないことなどを聞くと、今まで知らなかった子育て中のお母さんの姿が見えてきて、苦労されている部分があるのだ、ということを事実として認識できます。

ですので、この部分に関しては「自身の経験として体感することは難しい、が、話を聞く中で何が大変なのかを認識し、理解することはできる」というのが答えです。

続いて2点目。
「結婚もしていないし、子どもも育てていないけど、」という部分に関してです。

結婚していて子どもを育てていないと、事実としてママの立場になることはできないですが、それって「お母さんたちのことをわかる」ために必要なことなんでしょうか?

結婚していない、子どもを産んでない、育ててもいない、だと、1点目でも述べたように、「お母さん」の気持ちや考え、子育ての大変さは実体験としてはわからないと思います。

けれども、その「わかる/わからない」ということと、当事者だけが子育てや家事育児の大変さについて考えたり何とかしたいと思うことって、全く別物じゃないでしょうか。

結婚・育児をしていない非当事者でも、人の考えや気持ちを聞き、その人の気持ちを想像したり共感したりすることはできるはずです。
わかるひと=当事者、と当てはめてしまうと、結婚していて子どもがいる人しか、お母さんのことはわからず、実際の当事者しか、自分たちの置かれた環境を実感できず、また、何とかすることもできないという構造になってしまわないでしょうか。

私は、問題提起したり、解決に向けて動いたりする人が当事者しかいない、という構造では、当事者と非当事者が分断され、当事者に対する「無関心」を作ってしまっている、と思います。

だからこそ、今までお母さんたちの置かれた環境を何とかしたい、何とかしよう、と考え動いてきたのは当のお母さんたちだったのではないでしょうか。
でも、私はそこにお母さん以外の人も入れてほしいし、お母さん以外の人たちも、お母さんのことについて考えてみてほしいと思います。

私が、なぜヒアリングを始めたかと言えば、地方に暮らす女性の働く環境を整えたい、子育てで大変なことがあれば教えてほしい、解決の糸口を探したい、という気持ちがあったからでした。
というか、目の前に「これは大変そうだな」と感じる誰かがいたら、私だったら「この大変さ、何とかできないかな」と思います。
非当事者であっても、どうしたらその大変さがなくなるか、何が問題なのか、自分にできることはないか考えます。

ですので、この質問に関しては、「結婚出産育児はしていないけど、だからといってお母さんたちの問題を自分ごととしてとらえなくてもいい、という結論にはならなかった」というのが答えです。

余談ですが、病児保育サービスの先駆けでもある認定NPO法人フローレンスの駒崎代表は、まだ結婚していないし子どももいない状態で、しかも男性ですが「病児保育がないこと」で不利益を被っている女性の話を聞き、大学卒業後にNPOを立ち上げ病児保育のサービスを開始しました。

これは一例ですが、自分が当事者ではないことにも共感して自分が行動することって、やっぱりできるんじゃないか?と駒崎さんの活動を見ていると思います。

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さて、私はその質問をされた時、「お母さんの問題」を「お母さん”だけ”の問題」にしてしまってはいけない、という答えを返しました。

お母さんの問題は、お母さんだけじゃなくて、子どもを持ってない人、結婚していない人でも、みんなが考えてもいい問題ではないか、と私は考えています。

【メモ】佐藤春夫記念館に行ってみた

先日、ずっと行ってみたかった佐藤春夫記念館へ足を運びました。

佐藤春夫記念館は、

新宮市出身の作家・佐藤春夫の東京の邸宅を、春夫の故郷・新宮市に移築、平成元年(1989年)11月に記念館として開館しました。

佐藤春夫記念館公式サイトより

ということで、もともとは個人のお家を移築して、それを記念館として保存している施設です。

私がここに行きたかったのは、

 この建物は、昭和2年(1927年)東京都文京区関口町に建てられ、昭和39年(1964年)春夫が72歳で亡くなるまでを過ごした家です。

という、昭和に建てられた古い建築が見てみたいなあ、という気持ちがあったからです。

車で行く場合は、速玉大社に駐車場があるのでそこに停めます。
佐藤春夫記念館は、速玉大社のすぐわきにあるのです。
新宮駅から徒歩で行く場合は、だいぶ歩きますが、速玉大社を目指して歩いて約20分だそうです。(地図

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ここが佐藤春夫記念館!

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今は、こういう催し物をやっていました。
佐藤春夫が台湾に行ったときにたどった道筋や、日記、当時着ていた服装などが展示されていましたよ。

でも、個人的な感想としては、佐藤春夫という人が

・谷崎純一郎から奥さんを譲られた当の本人だということ(「細君譲渡事件」)
・「秋刀魚の歌」の作者だったということ

の2点が、一番驚いたことでした。
中高生のころの記憶の片隅にあった人と、ここで邂逅するとは…。

私一人しか見学者がいなくて、静謐な空間をとっても満喫できました。

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◆記念館の外観

催し物である、”佐藤春夫没後50年企画展「佐藤春夫と憧憬の地中国・台湾」”は、平成27年2月15日(日)まで。
今週末には終了してしまいますので、お時間がある方はぜひ足を運んでみてください。